さっぱりとした味付け

油っこさや甘ったるさが嫌味にならないようにさっぱりとした味付け(たとえば、酢を用いてマリネにする)にすることが食事療法を長続きさせる工夫です。そのほか、低たんぱく質食品として、ふつうの小麦粉(薄力粉)よりもタンパク質の量が30パーセント少ないものが市販されています(昭和産業)。長続きさせるためにも少しでも無理のないよう工夫することが必要となってきます。症状に合わせて、タンパク質と塩分を制限します。

タンパク質を抑えて、なおかつエネルギーを確保しようとすると、砂糖や油を用いることになりかちです。これらの市販食品も上手に食卓に取り入れながら、少しでも楽しく食事を続けられるようにしましょう。「減塩みそ」は、ふつうのおみそのやはり半分の塩分量です(キューピー)。

腎不全(じんふぜん)の人の食事療法は、透析治療を少しでも遅らせるために非常に重要なものです。たとえば、減塩食品としては、「減塩しょうゆ」が、ふつうのおしょうゆの半分の塩分量です(キッコーマン)。そのため、食事制限は決してゆるいものではありません。

腎臓に負担をかけないようにする必要があります。腎不全のなかでも特に、慢性腎不全(まんせいじんふぜん)の患者さんは、腎臓の機能が健康な人の半分以下に低下してしまっています。また、最近では、特殊食品として、高エネルギー、低たんぱく、低塩分になるよう配慮した食品が数多く市販されています。